当院では空気の汚れを数値で見えるように、二酸化炭素濃度計測器(CO2モニター)を導入しました。

 

人が密集しますと息に含まれる二酸化炭素が拡散して室内のCO2濃度が高くなります。
従来より窓を開けて換気をしておりましたが、さらに患者さんに安心していただけるように導入しました。

CO2濃度は比較的簡便に測定できることから、従来より室内の換気状況を「見える化」するために推奨されています。
呼気中のCO2 濃度はおよそ40000ppm とされ、一方、外気はおよそ400ppm 程度です。
室内では換気がされなければ、人の数だけCO2濃度は上昇し続けます。
CO2濃度を指標にすることは、空気が入れ替わったかどうかを調べるのに非常に適しています。

正常:0~800ppm
注意:801~1200ppm
換気が必要:1201~1500ppm
すぐに換気が必要:1501ppm以上

今後もCO2モニターで数字を確認しながら感染対策に十分配慮し、患者さんに安心して受診していただける院内環境を整えてまいります。